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2006/10/18
Vol.10 お気に入りクランクベイトロッド FVR編
グラスロッド、シャロークランクを巻く時には絶対かかせないロッドです。
トーナメンターでグラスロッドを持っていない人はほとんどいないのではないでしょうか。
なぜグラスロッドなのか?良く議論されることですがあなたは何が理由だと
思いますか?
- トリプルフックでもばらしにくい
- クランクベイトの動きを妨げない
- 軽いバルサ製クランクベイトでも投げやすい
最近、私のクランクベイト好きの友人が
「やっぱりグラスロッドを使う理由はクランクベイトの動きがよくなるからだよ」
と話してくれました。なるほど。
で、私はというと上述した理由すべてがグラスロッドでなければならない
理由だと思っています。
グラスロッドの低い弾性はバスの暴れる動作に同調しバラシを激減させます。
グラスロッドや、あるいは細いラインを巻いたやわらかいスピニングロッド
ではブッシュにルアーをひっかけた際にはずすことが困難です。
これと同じことがランディングの時にも起こっています。
高弾性のロッドを使っていると、ブラックバスが暴れている時に、
まさにブッシュにひっかかったルアーをはずす動作になっているのです。
ブッシュにひっかけてしまったラバージグを外すのが
容易い高弾性ロッドはブラックバスの口からルアーを外すのも簡単で、
ブッシュにひっかけてしまったクランクベイトを外すのが困難な
グラスロッドはブラックバスの口からルアーを外すことも困難なのです。
他の2つのグラスロッドでなければならない理由については
後日のコラムで書くこととして、今回のコラムでは、
写真のFVRについて書きたいと思います。
このロッドは、バスプロで現在は米国のBFLツアーに参戦中の
小島宏選手が開発にたずさわったフェンウィックのFVRクランクシャフト
70MLJというロッドで、私が気にいっているグラスロッドの一つです。
こう書くと、プロモデルの高級ロッドのようにも聞こえますが
実際はFVRシリーズはフェンウィックの中では廉価版モデルです。
私は、とんがったプロモデルが好きな人なので普段はあまり
こういう廉価版モデルは買わないのですが、FVRのクランクシャフトは
非常に気に入って使っています。
カーボンロッドの場合、高弾性カーボンは素材自体のコストが高いため
性能が値段に比例する部分が多分にありますが、グラスロッドの場合、
素材自体がもともと安いため、価格的に高くなる要素がありません。
そのためFVRも安くても非常に良いロッドに仕上がっています。
このロッドの特徴は、まず第一に軽い。そしてバットパワーは残しつつも
ロッドのティップが非常に働くということ。ショートグリップ、そして
7フィート、バットパワー、働くティップ、このバランスが絶妙なのです。
単純にやわらかいということではなくキャスト時にロッドティップが
しっかり働いてくれる。そういうロッドです。
このティップがしっかり機能してくれるおかげで比重の軽いバルサクランク
もしっかりキャストでき、また7フィートという長さも全く苦にならず、
むしろ7フィートでなければいけない、という気持ちにさせてくれます。
私はこのロッドにはダイワのTD-Zシリーズを組み合わせています。
グラスロッドにしてはかなり軽量なロッドなので軽いTD-Zと組み合わせることで
1日中クランクを投げ倒しても全く疲労しません。
現在製品版の生産準備中で、2006年シーズンにテストを続けてきた
Yatta Lures F100のテストは約9割はこのタックルで行いました。
さて、このFVRというシリーズ、どうやら先に述べた友人が
フェンウィックの営業さんから釣具店で聞いた話では
カタログラインナップからはずれるそう。う〜ん。どうしよう。それは大変困った話です。
FVRクランクシャフト70MLJ、是非ずっと残して欲しい名作です。
参考)写真のタックルデータ
ロッド:フェンウィックFVR CS 70MLJ
リール:ダイワ TD-Z103H
ライン:マシンガンキャスト14ポンド
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T.Suzukiのブラックバス釣りコラム
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