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2007/2/18
Vol.28 曲がりにくいバスベイトを目指して
今日のコラムはバズベイト論です。本来はフィッシングショーレポート第4回として
加藤誠司プロの巨大水槽でのブラックバス釣り編を書く予定だったのですが
今日はバズベイトのテストをしに行ったことと、また帰りにポパイ北浦店で
バズベイトについて大変有用な話を聞くことができたのでコラムに書いてみたいと思います。
曲がりすぎをなおしたいのがYattaバズの原点
今日はバズベイトのテストを行ってきました。前回までできあがっていたプロトタイプ
をベースにわずかにワイヤーのセッティングを変更したもののテストです。
比較するのは既に作り上げているプロトはもちろんですが、
現在市販されているバズベイトでは
もっともブラックバスを釣る力があると私が考えているゲーリージャンボバズ
を常に比較しながらテストをすすめています。
ペラは私の好みのメッキ銀ペラでスカートはホワイトです。
バズベイトと言えばゲーリーのジャンボバズと言うほどアングラーに信頼されているド定番の
この商品ですが、私がこうあって欲しいという要望が一つあります。
それは曲がりが強すぎるのでなんとかしたいということです。
ゲーリーのジャンボバスの特徴は大きなメッキのパテントペラがついていること、
そしてヘッドが軽いことです。ワイヤーの設計はオーソドックスです。
これらのバランスによりゲーリーのバズベイトはメッキペラとステンレス線が擦れる音でキュルキュルと
いわゆる高い音が出やすく、かつヘッドが軽い上にパテントペラの大きいタイプをつけているために
ゆっくりリトリーブをすることが可能です。
また良いか悪いかは後ほど議論するにして、もう一つの大きな特徴として
激しく曲がるということがあります。
ゲーリージャンボバズのペラの向きは1種類しか販売されていないようで、だとすれば
ジャンボバズはすべてアングラーの左側(心臓方向)に向かって大きく曲がっていくはずです。
私はこの曲がりがあまりにも強すぎて使いにくいと感じることが多々ありました。
右側に岸がある場合はどんどん着水点から沖に向かって泳いでしまうため、
岸から丁度良い距離を泳いでくれる距離はわずかしかありません。ロッドを突きだして方向を変えようとしても
やはりコントロールしきれない。左側に岸がある場合でもやはり曲がりが強すぎて
曲がって欲しい度合いを超えていると感じています。
私の考えでは、クランクベイトはわざとある程度曲がって泳がすことによって壁をノックさせ、
それによってブラックバスのバイトを誘うことは時として効果的だと思いますが、
バズベイトが曲がってコンクリート護岸にベッタリ付いていてるとバイト数が多くなるとか、
脚の生え際を舐めながらリトリーブするとバイトが増えるということはあまり無いのではないかと
考えています。時としてそういう方法が効果があるかもしれませんが、やはり曲がりすぎによる
扱いにくさの方がずっと上回っていると思うのです。
そのようなわわけでYattaバズのプロトタイプはゲーリーバズベイトのようにパテントペラの
良い音をスポイルしないようにし、かつゲーリーバズベイトよりずっと曲がりを弱くすることを目標に
開発しています。そして既にそれは達成できています。
冬の間にキャスト性能、投げやすいかとかワイヤーにラインが絡みにくくないかとかはテストできましたので
後は実釣で、フッキング性能をチェックするなどを残すのみとなっています。
曲がった方が良いのである論
さてテストが終わった後に何時もお世話になっているポパイ北浦店で買い物をしにいきます。
バズベイトを生産するためのフックの購入(がまかつを予定)についてお話を伺うことが主な目的です。
ポパイさんは商品が圧倒的に多いのは誰もが知るところですが、実は店員さんの知識と釣りの実力が
半端ではありません。KMさんは北浦チャプター初参戦初優勝という経歴の持ち主ですし、
ボート担当のKGさんは何時も何かあれば相談させて頂いてる方ですが
今日バズベイト論で話をしていたところ、なんと去年1年間でバズベイトでブラックバスを100匹釣ったとか。
はっきり行って今の霞ヶ浦で年間100匹もバズベイトで釣る人はいません!
さてそのKGさんとは現在市販のバズベイトで最も釣れるバズベイトはゲーリーのジャンボバズ
ということで一致したのですが、大切な部分で大きな食い違いがありました。
KGさんの意見はバズベイトは曲がった方がいい論でした。
「いやいやいや、ゲーリーバズは曲がりすぎでしょう、だから市販の(後発のバズベイト)は
ペラを2枚にしたり、ターボペラをつけたりして曲がりをうち消そうとしてるわけですよ」
なんて私は言うわけですが、
「鈴木さんはわかってないんですよ。バズベイトは曲がるからいいんじゃないですか〜」
と言われてしまうわけです。しかし相手は霞ヶ浦で年間100匹もバズベイトでブラックバスを釣る人ですから
この意見を簡単に否定するのは難しいものがあります。
帰り道で考えました。
「そうだ私のバズベイトを今シーズンにKGさんにテストで使って頂いたらどうか」
と。これは面白い挑戦です。強すぎる曲がりを解消したYattaバズ。音もよく浮き上がりも
悪くなくスローにひける。絶対「う〜んこれいいかも」と言って頂けると思うのです。
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T.Suzukiのブラックバス釣りコラム
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