|
|
2007/5/20
Vol.31 F102製品版作成状況報告
2ヶ月ぶりの更新になってしまいました。スイマセン。
クランクベイト製作も遅れに遅れて予定を変更せざるを得ません。
(すでに遅れているので告白せずとも自動的に延期になっているわけでありますが。)
本日のコラムでは現在どういう状況かをこのコラムを読んで頂いている
皆さんに、またクランクベイトの完成をお待ち頂いている皆さんにわかるように
少し詳しく書きたいと思います。
制作状況
写真はF102の製品ロットの製作状況です。本来3月末までに完成する予定でしたので
大幅に遅延しています。本当に申しわけありません。引越、その他作業の工数を
大甘に見積もり(あるいは自身のパワーを信じすぎ?)全く間に合っておりません。
ただ、時間が経ったが故にいいこともあり、(いろいろあって)製作治具の精度も見直し
再度作成しなおしたため、以前のプロトのロットを作成したものよりも
ボディを切削する際の精度を1ランク上げることができています。
もう一つの変化点としては今回のロットからテールを尻すぼみ加工しています。
プロトロットはザクッと切り落としたタイプでしたが、塗料の溜まりで各製品のバラツキが
出やすく、気泡などが入ると脆くなるという弱点もありましたのでその点を改良しました。
ほとんどマニアの世界ですがこれだけでも時間を大夫かけています。
次の写真はペーパーがけが済んでウエイトホールを空ける前のボディです。
ボディを立てている木製の台はもちろん私が作成していますが、これも実は結構手が込んでいます。
フライス盤とエンドミルでぴったりF102サイズに切削しています。1/100ミリの精度が出る機械で
切削しているわけですが対象が木なのでもちろんそんな精度ではでません。
次にウエイトホールを空けます。このホールの位置と深さの精度もプロトの時よりずっと精度を
高めています。去年のプロトより1.5ミリほどウエイトホールの下方向に位置をずらしています。
よりピッチを高めるためのキンキンのチューニングです。このような感じでF102の製作は進んでいます。
全体的に日程が半年以上遅れている状況なので、まずF102を優先して製作し、
その後F100、F101、その他バズベイト等を製作していく予定です。
お待ち頂いている皆さん、とりわけお問い合わせ頂いていた皆さんには大変申し訳なく
思っております。根性&執念を持って本気のアングラーがこれしかない、と思うルアー
を製作していますのでもうしばらくお待ち下さい。
治具製作機械
さて、クランクベイトと製作と同時にやっていた作業の一つにフライス盤や旋盤の
導入作業があります。このようにクランクベイトのボディの写真と並べて同じコラムに
書くといかにも誤解を招きそうですがクランクベイトのボディ切削に
私は旋盤あるいはフライス盤を利用しておりません。(この精度の高い機械を使って
スピーディに削り出すことができたらどんなに楽だろうとは思いますが。。。)
旋盤やフライス盤はルアーを製作する治具を作成するために利用しようと思っています。
例えばすごいつまらないもので本来のフライス盤の使い方とは違いますが、上の
ルアーを立てている木材に穴を掘ったのはフライス盤です。(再度書いておきますがこんな
ことがフライス盤の本来の用途ではありません。本職の人に叱られますので書いておきます)
写真は英国製の旋盤です。最近のユーロ高によって新品で輸入すると200万円近い価格に
なってしまう製品ですが中古で安く手に入れることができたので購入しました。
釣具の世界で言えば、古き良き時代のABU2500CとかABU5000Cとかそういう名品です。
機械として完成されていて決してハイテクではないけれどもそのバランスと精度、
クラフトマンシップを感じさせるその造形で使い手を魅了します。
ところで
「鈴木君、クランクベイト作ってるんだって?旋盤?旋盤だろ?」
とたびたび言われますが。違います。だってこの旋盤、まだ私の家に
届いてないですから!
さて、今日はW.B.S.第3戦が終了。初日はアフターながら約1200gの魚を含めて
いいブラックバスを釣ったものの本日の激シブ霞ヶ浦にたたきのめされて失速。
疲れが溜まっていますが眠い目を擦りながら
今からF102の制作作業に取りかかりたいと思います。では!
コラムトップへ
T.Suzukiのブラックバス釣りコラム
|
|
|